風水の中でも、手軽に取り入れられて効果が期待できるのが、観葉植物を置くこと。
観葉植物の持つ自然のエネルギーにより、様々な運気アップの効果が期待できます。
植物には非常に大きなパワーが込められています
ですが、観葉植物をただ置くだけでは、思ったような効果が得られない場合もあります。
風水的な効果を得るためには、置き場や望む運気に合わせたものを選ぶことが大切です。
この記事では、観葉植物の風水的な効果、場所別・運気別のおすすめの観葉植物6選をご紹介します。
ぜひ生活空間に観葉植物を効果的に取り入れましょう。
観葉植物の風水的な意味や効果
風水とは、万物が持つ「気」の力を利用して、運気の向上を図る環境学のこと。
環境学ですので、スピリチュアルとはまた違った意味になります。
身の回りの環境を整えて、来やエネルギーの流れを良くして、開運に繋げていくという考えに基づいているのが風水です。
人の運気は、どんな環境(気の中)に身を置くかによって、大きく左右されると言われています。
「気」には、良い気と悪い気の2つがあり、運気を上げるためには「いかに良い気を自分自身に取り入れるか」大切なポイントになります。
観葉植物と風水の関係
風水において「自然との調和」は大切な教えの一つだとされています。
観葉植物は生命力と活力の象徴、植物の持つ「生命エネルギー」はもちろん、植物の成長に欠かせない「土・太陽・水」の三要素にもそれぞれパワーがあります。
観葉植物を家の中に置くことで、生気を取り込み、生気のある空間で暮らすことができます。
植物と人間は非常に密接な関係性です
自然エネルギー豊かな観葉植物を取り入れるだけで、人と調和したエネルギーが生活空間に広がり、運気アップに繋がるのです。
観葉植物は自然の良い気の恩恵を受けられること、部屋のインテリアとして楽しみながら取り入れられて、かつ運気アップに繋げられることがメリットだといえるでしょう。
葉の形や向きも重要な要素
風水において、ものの形や方角、色などの要素が運気に影響を与えるとされており、観葉植物も葉の向きにより、陰と陽の2つの性質があります。
また、葉の形によっても意味が大きく異なるため、求める運気や効果に合った種類の観葉植物を選ぶことが大切です。
例を挙げると、上向きの葉は陽の気を持ち、活発で元気を与えるため、前向きになりたいときに適しています。
一方で、下向きの葉は陰の気を持ち、悪い気を静めたい時に効果的です。
葉の形が丸いものやハート形の植物は金運や人気運のアップ、さらにはリラックス効果も期待できます。
観葉植物の風水的な効果
観葉植物の風水的な効果は、主に浄化作用と運気アップの2つと言われています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
浄化作用
観葉植物には、災いをもたらしたち運気を下げたりする邪気を除去し、正しい方向に導いてくれる浄化作用があります。
例えば、家の顔である玄関は、良い気も悪い気も通る場所です。
玄関に邪気を祓ってくれる観葉植物を置くと、浄化されてクリーンな状態を保つことができます。
住んでいる人たちの心身が清浄化され、生命力アップにも繋がるでしょう。
運気アップ
観葉植物を適した形で生活空間に取り入れると、良い気を引き寄せやすくなり、運気アップの効果が期待できます。
その理由は、観葉植物を置くことで、空間や住まう人に生気を取り入れ、調和した良い気が自然に流れるようになるからです。
運気といっても、金運や仕事運、仕事や恋愛運など様々なものがあります。
観葉植物を効果的に活用するなら、置く場所や上げたい運気に応じた観葉植物を選ぶことが大切です。
場所別のおすすめ観葉植物6選
場所別のおすすめ観葉植物を6つご紹介します。
玄関「パキラ」「サンズべリア」
玄関に観葉植物を置く場合は、悪い気を祓う作用のあるものを選びましょう。
例えば、葉や幹が上へ向かって伸びる「陽」の性質を持ったものや、葉が細く尖ったものが良いとされています。
「サンスべリア」の尖った葉は悪い気を祓うため、玄関に最適です。
また、マイナスイオンを発生させる作用があるため、空間を清潔に保ち、良い気の流れを作ります。
そしてパキラは「悪い気を遮断する役割」がありますので、玄関に置くことで、外出と一緒についてきた悪い気を外に追いやることができます。
トイレ「ポトス」
丸い葉が気持ちを和らげてくれる「ポトス」は陰の気がある植物で、空気が澱みやすいトイレなどに置くと良いでしょう。
「永遠の富」という花言葉から、金運アップの風水効果も期待できます。
濃いグリーンと明るいグリーンのまだら模様が爽やかで、殺風景な空間に明るい雰囲気を演出してくれるでしょう。
寝室「ガジュマル」
幸せを呼ぶ木として有名で、インテリア性の高いユニークな姿が印象的で、お世話しやすい観葉植物です。
生命力が強く、エネルギーを分けてもらえることから、健康運アップの作用があるとされています。
また、葉先を下に向けて成長することから、陰の気を静めてくれるとされています。
気持ちを落ち着かせてくれるリラックス作用による、安眠効果が期待できるでしょう。
洗面所「アイビー」
日陰でも育つ「アイビー」は、日当たりの悪い場所にも置くことができます。
先の尖った葉を持っているため、邪気祓いにピッタリです。
洗面所のほかに、鬼門である黒糖や裏鬼門に当たる南西に置くのも良いとされています。
風水的には、金運や仕事運アップに有効です。
書斎「ドラセナ」
太い幹からスラリと葉を伸ばした、陽の気を持つ植物です。
成功や成長をもたらすパワーがあるとされ、仕事で成果を上げたい方におすすめです。
安定感のある太い幹を持つことから、失敗がなくなる=成功に繋がるとされ、仕事部屋やオフィスに適しています。
リビング「ベンジャミン」
幸福をもたらす木と呼ばれ、人間関係を円滑にしたり、気持ちを落ち着かせたりするのに効果的です。
グリーンを存分に楽しめるほか、幹をみつ編みや、らせん上に仕立てて、幹の茶色と葉のグリーンのコントラストも楽しめます。
飾るだけで幸運が舞い込んでくるとされ、かわいらしく優しい印象を与える観葉植物です。
運気別のおすすめ観葉植物6選
運気別のおすすめ観葉植物をご紹介します。
仕事運「ユッカ」「サンスベリア」
仕事運をアップさせるならば、上に伸びていく性質を持ち、陽の気が強い「ユッカ」や「サンスべリア」などを選ぶと良いです。
刃先が尖った観葉植物を玄関の右側に置くと、邪気を祓ってくれることから、厄除けや魔除けにも効果的です。
主にマイナス要素を除去したい時に適しており、悪い気を祓うことで運気がアップし、成長や発展に繋がるとされています。
金運「金のなる木」「パキラ」
丸い葉が硬化のように見えることから名づけられた「金のなる木」は、金運の中でも蓄財運アップに効果があり、将来のために貯蓄を増やしたい人に最適です。
また、発財樹として知られている「パキラ」は、商売運や仕事運を高め、幸運を引き寄せます。
パキラは尖った葉から、強いエネルギーを発し、邪気を祓い、幸運を呼び込むとされています。
金運アップを狙うなら、西や北に置くと良いでしょう。
家庭運「フィカス・ウンベラータ」
家庭運をアップさせたい場合は「フィカス・ウンベラータ」がおすすめです。
「フィカス・ウンベラータ」の丸みのある大きな葉が陰陽のエネルギーに調和をもたらし、家庭内が穏やかになり、全体の運気が上がります。
風水的に陰の気を持つ観葉植物なので、家族が集う場であり陽の気が多いリビングなどに置くと、より運気が高まるでしょう。
健康運「ミリオンバンブー」「シェロチク」
陽の気を持つ「ミリオンバンブー」は、邪気を祓う作用があるため、陰の気が多い空間に飾るのがポイントです。
健康運を上げたい場合は、東の方角へ置くと良いでしょう。
また「シェロチク」は、ヤシ科の植物で、葉先が尖っており、同じく邪気祓いの作用があります。
縁起の良い観葉植物として知られており、人との出会いや健康運アップに効果的です。
日陰にも強いため、初心者にも育てやすいとされています。
全体運「月桂樹」
風水で有名な「月桂樹」は勝利をもたらす縁起のよい樹木、気の流れを整えて循環させてくれる働きがあります。
風水を試したいけれど、中々実践できない方にもおすすめです。
家に月桂樹が1本あるだけで、風水的に良い効果をもたらしてくれるでしょう。
恋愛運「ヒメモンステラ」
ハートの形をした葉を持つ「ヒメモンステラ」は、愛情や幸せを運んでくれるとされています。
恋愛成就や縁結び、家族円満など、恋愛運アップに限らず、人との出会いや良好な人間関係の構築など、人生を豊かにしてくれる効果が期待できるでしょう。
風水における観葉植物の注意点
観葉植物は簡単に生活に取り入れることが出来ますが、その際は以下に注意しておきましょう。
枯れたら交換
枯れた観葉植物を放置していると、植物自体のパワーがなくなり、運気ダウンにつながります。
もしも枯れてしまったら、すぐに取り換えるようにしましょう。
観葉植物が枯れてしまうことは不吉なことではなく、持ち主の代わりに悪い気を吸ってくれているので、感謝を伝えることは忘れないようにしましょう。
上記で紹介した観葉植物は、元気があってこそ風水の効果が最大限発揮されます。
そのため、育て方などは事前に知ったうえで、丁寧に大切に扱っていくことが大切です。
適切な量やサイズ感
観葉植物の量が多いほど、またサイズが大きいほど、風水のパワーが強くなるわけではありません。
観葉植物をたくさん置いたり、大きすぎると、室内の動線を妨げてしまったり、お手入れに時間を要してしまい逆に運気が下がってしまうこともあります。
部屋の広さに見合った適切なサイズを飾るようにしましょう。
鉢の素材
植木鉢の素材も、風水では大切なポイントです。
風水において自然界のものは「木・火・土・金・水」の5つに分類させる「五行説」という考え方があります。
プラスチック素材の鉢は「火」の属性を持っているため、観葉植物のパワーを抑制してしまいます。
観葉植物は自然素材の陶器や、かごの鉢で飾るようにしましょう。
トゲのある植物
サボテンのようなトゲのある植物は、風水的にあまり良くないとされています。
トゲは、良い気や悪い気に関わらず、運気を遠ざけてしまうと考えられているからです。
風水を意識して観葉植物を飾るなら、トゲのあるものは避けた方が良いでしょう。
まとめ
風水において、観葉植物は自然エネルギーが詰まった開運アイテムです。
部屋のインテリアとしてはもちろん、飾るだけで手軽に風水的な効果を得られます。
観葉植物が持つそれぞれの特性を理解し、場所や望む運気に合わせて、適切なものを選ぶようにしてみてください。
手軽に取り入れられるからこそ、お手入れには時間をかけてあげましょう。
ぜひ生活空間に生命力溢れる観葉植物を取り入れて、運気アップを図りましょう。
以上です。
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